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祖父の死 [学生時代]

祖父が亡くなって数十年近く経った。

大学入学が決まった年の春、私は母に言われ入院中の祖父を見舞いに行くこととなった。
母からは、重病で余命いくばくもない、何も言わなくていいので、ひと目顔を見せて欲しいと言われた。


場所は、厚生病院の三階か四階の入院病棟。東芝製のエレベータだったように思う。エレベータの行先階の丸いボタンを押すと、エレベーターはゆっくりと上がった。3人用の病室の真ん中のベットに祖父はいた。祖母が傍で看病、私を見るなり、祖父は一瞬笑顔を見せた。


それが、祖父との最後の別れとなった。

厚生病院は移転し今の場所にない。ただ、あの仲小路を通ると、何十年も前のあの日、祖父が病院の遺体搬送口から運び出される光景が思い出されてくるのである。





病院周辺の写真を「我が青春のノスタルジー 旭川 昭和ノスタルジー」に見つけた。1961年の旭川市広報からの転載のようだ。


市街地上空からの写真.jpg

タグ:病院 訃報
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校庭で猫を抱き上げた想い出 [学生時代]

ある温泉旅館で、私を見てネコが鳴き
昔の出来事をふと想い出した。



それは、学校の文化祭の時に起きた。


校庭で、青い目をした白黒猫が
私とある女の子の間にいた。

猫は私の方に歩み寄り
私を見上げ、さんざん鳴く。


仕方ないので抱き上げ、頭を撫でた。

猫は満足し、おとなしくしている様子。


その女の子は、私の方をじっとみ見ていた。
私は、猫をもといた場所に戻した。


飼い主を知らない猫を抱き上げたのは、この時が最初だった。


猫は女の子の想いを知っていて
私に伝え
数十年が経過した。


その女の子は覚えているだろうか。



The Anita Kerr Singers - The World We Knew (Over And Over)
https://www.youtube.com/watch?v=Oz_hlInpeWA&list=RD8CsjcQ5WTlU&index=4

タグ:文化祭
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受験勉強の想い出 英作文編 [学生時代]

今でも受験勉強を思考訓練の場だと思っている。


相当マニアックに勉強した科目があった。英作文はその中の一つ。英語は社会人となった後を含め、40歳くらいまで勉強した。添削の名門、Z会の東大合格者が絶賛する英作文の名著と言われていた参考書「和文英訳の修業」は手元に置いていた。この参考書は、作文センスを磨かない限り、得点力アップには繋がらないという発想に基づき書かれていた。最初は、この参考書をひたすら読み、パターン認識しつつ暗記することを心がけたが、例文をパターン化して捉え、古風な英語をベースとする文法的こだわりに、飽きてしまった。


英作文は、言語が本来的にそうであるように、暗記で済むものではないはずであり、作文センスを磨く必要性があると考えるに至った。(後年、日本語が世界の言語の中で、最も難解かつ特異的な言語であることを知った。)


そこで、小説の英訳書を探しに書店に行った。行った店は、3条8丁目にあった旭川富貴堂。1回の店舗の真ん中か通路脇だったと思う。5段くらいの、円筒型の各段回転式の書架に日本の有名小説の英文のペーパーバックが、置かれていた。値段は多分680円くらい。(一ドル360円換算)その中から、三島由紀夫の金閣寺と川端康成の雪国を購入、日本語の小説とにらめっこしつつ参考書として活用することにした。


勉強法は、日本語の箇所をまず一頁程度読み、イメージを掴みつつ、英文の頁を一頁分追う感じ。面白い英文表現があれば、その箇所を繰り返し読む。それなりの集中力を維持しないと続かない。


受験テクニックに沿う細かな英訳にこだわらず、作文としての流れを追うことで、苦手意識払拭を目指した。受験テクニック的には、有名参考書でパターン認識することが優等生的取り組みであることは理解していた。が、それでは、将来必要となる場面で語学センスが身につくことはない。


小説の英訳はどうだったかというと、簡単な中学レベルの英単語の組み合わせで、川端や三島の小説を表現した、ドナルド・キーンなど、日本文化を知る外国人の翻訳は見事だった。小説雪国においては、有名な情景描写の箇所についての、英文での的確な表現に私は魅了され、英語ではこう表現するのだと感心、繰り返し読んだ。今でもこれら二冊の英訳書を英作文の参考書だと思っている。


金閣寺.jpg

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彼女のお母さんのこと [学生時代]

彼女に一目会うため
一大決心をして、彼女の家に行った。


バスを降り、家の前まで歩き
表札を見つけインターホンを鳴らすと
彼女のお母さんが出てきた。


エプロン姿だった。


名前を告げると、茶の間に案内された。

話ながら、掃除機で部屋掃除していた。


ただ、どうみても掃除する必要がない
きれいな部屋だった。


彼女のお母さんは年より十歳若く見えた。
タイプ的には、仁科明子風。
すっきりとした美人、テレビドラマに出てくるようなタイプ。
表情的に明るく、さわやかで、如才なく
話題が次々に出てきて
思っていることをすべて白状させられた。


私の事は娘から聞いてすべて知っているみたいな感じだった。




The Association - Everything That Touches You
ttps://www.youtube.com/watch?v=T4I3p7aKzbc

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上智大学の想い出 [学生時代]

受験はしなかったが、密かに上智大学に入学しようと思っていた。
理由は、都心にあるにもかかわらず、少人数の大学でで勉強しやすい環境であったことだ。


上智大学2013.jpg


夏に、上京した。受験の下見のためである。


当時の様子はこうなっている。

国内絵葉書005.jpg

(絵葉書の画像)



構内の守衛に、用件を伝えると、中に入ることができた。
噂で聞いていたとおり、都心にしては騒音がない。大学構内に寮があることに驚いた。それも一等地に。目の鼻の先に、迎賓館やホテル・ニューオータニがあることにも驚いた。


想い出は、それだけではない。


さて、この上京の旅、私は不思議な老人と隣合わせの席となった。
その老人は、ベレー帽を被り、眼鏡をかけていた。出発駅で、10人以上の人達から見送られ、発車する際、見送る人たちは万歳三唱した。
かなりの有名人と思われた。

その老人は、見送りの人達から、差し入れにもらった果物などを私に食べるように言い、私の上京の目的等を尋ね、あなたは修行の真っ最中にある、みたいなことを語った。老人からみて、悩み多き私は、そのように映るようであった。

ついでにその老人は、富士山麓、富士の宮に教団施設があるので、そこを訪問するように私に勧めた。このご老人、Wikipediaで確認できる風貌から谷口雅春か、五井昌久であるような気がしている。


滅多に会えない方に出会い、話をしたようだ。ちなみに、その25年後、仕事の関係で出会った道庁OBで五井氏の弟子である教団幹部から、入信の誘いを受けたこともある。


この時ほど、輪廻転生を意識したことはない。

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